中洲・大人の映画館 幕 福岡オークラ劇場 28日閉館
閉館イベントで、荒木監督(右)から花束を受け取る阿部さん=19日、福岡市博多区中洲の福岡オークラ劇場http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/20060527/20060527_009.shtml
中洲のひそかな名所が28日、姿を消す。福岡市博多区中洲の映画館「福岡オークラ劇場」。18歳未満禁止の「ピンク映画」と、男性の同性愛を描く「薔薇(ばら)族映画」を中心に上映してきた。レンタルビデオやインターネットに押されて観客は減ったが、足を運び続ける常連客がいた。映画館のスタッフに悩みを打ち明け、映画論を交わし、一緒に映画まで作る交流の場でもあった。 (社会部・布谷真基、三重野諭)
開館したのは1981年。映画配給会社の大蔵映画(東京)が運営し、当初はピンク映画を中心に上映。84年から2ホールのうちの片方で、薔薇族映画の常時上映を九州で初めて始めた。
評判はすぐに広がり、長崎や鹿児島からも客が訪れ、週末には約70席のホールにあふれるほどだった。
スポンサーサイト
2006年05月28日 射会 AF0回 罵声0回